汎用MIDIキーボードのピッチベンドにMPE機能をもたらすMIDIプラグインとしてFluid Pitchは発売以降、多数のプロデューサー、ミュージシャンより支持を集め、新バージョン1.5へアップデートを遂げます。
Fluid Pitch V1.5 アップデート リリースノート
アップデートの新機能
1. プラグイン・ホスティング
従来のMIDI FXとしての機能に加え、Fluid Pitch V1.5ではインストゥルメントバージョンを含み、VST/AUシンセやサンプラーを直接ホストすることができるようになりました。
注:Fluid Pitchとホストされたインストゥルメントの両方で、同じピッチベンドレンジを設定するようにしてください。初回起動時に、Plugin Scanner を実行してシステム内のプラグインをスキャンする必要があります。プラグインの追加や削除は、Plugin Scannerアプリケーションから行います。
2. Scalaファイル・サポートによるチューニング・コントロールの深化
- Scalaファイルは、標準的な西洋12音を超えるカスタム・スケールとチューニングを定義するために、マイクロトーンミュージックで広く使用されています。
- Scalaファイルは、さまざまな音楽伝統にまたがる、豊かで表現力豊かな調律を可能にします。
- Fluid Pitchは、12個のEDO(Equal Division of the Octave = オクターブの等分割)Scalaファイルをインポートできるようになりました。これにより、ワールドミュージックのスケールを簡単に探求できるようになります。
新機能と強化:
1. 新しいプラグインバージョン
a. Fluid Pitch Instrument – 他のプラグインを内蔵し、オールインワンのワークフローを実現
b. Fluid Pitch MFX – 従来のMIDI FXバージョン
2. プラグインホスティング
Fluid Pitch内でVST/AUプラグインを直接ホストし、シームレスなピッチベンディングワークフローを実現します。
3. Plugin Scanner
インストールされているプラグインを自動スキャンする新しいアプリで、Fluid Pitch 内で簡単にプラグインを見つけ、読み込むことができます。初回起動時に、Plugin Scannerを実行して、システム上のプラグインを検出します。プラグインの追加や削除は、Plugin Scannerアプリケーションからいつでも行えます。
4. Scalaファイルのインポートに対応
12個のEDO(Equal Division of the Octave = オクターブの等分割)Scalaファイルをインポートして、微分音階を探求できます。
バグフィクスと改善:
パフォーマンスと安定性の向上 – ワークフローを最適化し、より高速で効率的なピッチ処理を実現します。
Fluid Pitch V1.5アップデートは既存ユーザーの方に無料で提供されます。