実際に、どのようなポイントがXOの特徴となるか、実際の画面キャプチャを追いながら、その可能性に迫ってみましょう。
XOを起動すると、↑このようなウェルカム・ウインドウが表示されます。ここで表記されているポイントとしては、
- Spaceタブでカラフルな星のような点として表記されるサンプルをマウスやトラックパッドを扱って鳴らしてみましょう。サンプルを選択した状態で、コンピュータのキーボードに配置される左右のカーソルを使うと、そのサンプルに近い別のサンプルへ移動します。
- Sample Folderメニューをクリックし、ストレージ内任意のフォルダーをXOに取り込むコンテンツとしてロケートします。
- 画面左側に設けられている各スロットに、キットに使用するサンプルを割り当てます。
- サウンドと、ビートシーケンスのエディットを行います。
- シーケンスを組んだビートを、WAVもしくはMIDIファイルとしてエクスポートします。XO内で生成されたWAVもしくはMIDIファイルは、ドラッグアンドドロップで任意のフォルダや、DAWへのペーストが可能です。
このように、シンプルなUIの中に、必要な機能を網羅しており、実際には「ドラムサンプル・ブラウザー」「ドラムサンプラー」「ビートシーケンサー」としての機能を収録していることとなります。特に昨今展開されているサブスクリプション・サンプルライブラリなどの素材もXOに取り入れることができるので、膨大なオーディオデータを所有している場合においても、XOがドラムサンプルを自動でカテゴライズして、任意のSpaceに配置してくれるので、画期的なビートメイクのワークフローがすぐさま、提供されます。
XOのシリアルナンバーをXLN Audioのアカウントへ登録いただくと、XLN Online Installerに、XOのアプリと、サウンドコンテンツが表示され、ダウンロードいただけるようになります。
XOのサンプラーとシーケンサーのセクション。各スロット毎にパターンやサンプルのエディットが柔軟に行える
また、XOにはキットやパターンの豊富なプリセットを収録しています。サンプラーセクションの操作や、スロットごとのマルチアウト設定、エクスポートなど、製品のご活用に関するクイックガイドもハイリゾリューション・ユーザーページ(要製品登録、ログイン)にて掲載しております。