ベルリンの中心部に拠点を置くdBs Music Berlinは従来の学校ではなく、最先端の設備と独自の学習環境、そして業界でも経験豊富な講師を招聘し、音楽制作、音響工学、電子音楽制作、演奏など音楽の様々な要素に渡って学生の研究をサポート、刺激、挑戦の機会を設けています。
トラッキング・スタジオの一つ「ファンクハウス」と呼ばれるスタジオにはTrident 88-24チャンネル・コンソールが導入されています。 dBs Music Berlinオペレーション・マネージャーのザック・デイビスがファンクハウスについて詳しく説明しています。
「ファンクハウスは東ベルリンの歴史あるラジオ局なのです。1955年から1959年に渡って建築され、1989年に壁が崩壊するまで稼働していた東ベルリンのラジオ局でした。この施設はラジオ制作のために建てられたもので、2つの素晴らしいオーケストラ録音ホール(それぞれ400平方メートルと900平方メートル)、素晴らしい複数のフォーリー・ルーム、スタジオ機器のコレクション、マスタリング設備も現存します。この施設は現在、アーティストやプロデューサーに開放しており、商業スタジオとして運営されています。 ここにdBs Music Berlinのスタジオ施設があり、生徒たちは素晴らしいスタジオにもアクセスできるのです。ファンクハウスを使用することで、レコーディングの実践練習や技術習得、スタジオ・ワークフロー、マスタリング、そして最も重要な聴覚判断の鍛錬などについて教えています」
Trident 88をdBs Music Berlinで導入することになった経緯は、多くの調査と検討の結果で生まれました。
「機能比較、価格調査、品質など全ての調査に渡ってTridentがトップにランクインしました。エンジニア等は、実際にフェーダーを動かすまでのオペレーションに少々の時間を費やしただけでしたが、本当に扱いやすく、美しいコンソールであると感じました! ここではVUメーターの24チャンネルのバージョンを採用しているのですが、学生にもスタッフにも双方から大評判で、スタジオで毎日行われているさまざまなプロジェクトで、Trident 88コンソールは確実に機能してくれています」
Tridentコンソールの最大の機能的特徴は、搭載された Trident EQです。
「全てのセクションに設置されたEQに関して、プロジェクトで88を使用したこと人から高い評価を受けている他にも、プリアンプも特に気に入っています。一聴の価値のあるもので、是非一度試して、サウンドを聴いてもらいたいです!」
「Trident 88は非常に優れたレイアウトで構成されており、デザインの面でも非常に優れています。 ノブとボタンの品質は、ワークフローを非常に心地よいものにします。 その中で最も優れた機能は間違いなくEQであり、このデスクはサウンドエンジニアがレコーディング・セッションで独自性を残すための非常に強力なツールになります」
— Marco、dBSs Music Berlin