RipX DAW リリースノート
v7.5 (2024年11月15日)
RipX DAWとDAW PRO v7.5の新機能:
以下を含む100以上の機能強化
- リッピングと音楽検出が大幅に改善され、よりスムーズで詳細な分離が可能になりました。
- 音符分割、楽器、ドラム、シビランス、コード認識の強化
- オーディオからMIDIへの書き出し精度向上
- より良いサウンドの楽器置き換え
- 視覚的なピッチエイドでより速い録音レイテンシーを実現
- ドラッグ可能なハンドルを備えたオートメーションレーン
- より深く楽しめる直感的な編集とUIの改善
RipX DAW PROの開発者であるMartin Daweは次のように述べています。「v7.5のアップグレードでは、RipX DAWの完成度を高め、コアとなるRip Audioテクノロジーを強化し、全面的な刷新の実現に全力を注ぎました。このアップデート(既にシリーズ製品をお持ちの方は無償提供)は、既存のユーザーに感動を与えるだけでなく、新たにミュージシャン、プロデューサー、DJ、教育者にも、RipX DAWがいかに生産的で、楽しく、特徴的なものであるかを示すことができると確信しています」
RipX DAWとRipX DAW PROは、これらすべてを提供する市場で唯一のDAWです:
- MIDIとオーディオを「一体化」 – RipX DAWはオーディオとMIDIを別々のトラックとして取り扱いません。MIDIとオーディオがRipXに取り込まれると、Rip Audioフォーマットとなり、編集やエフェクトを含むすべての機能を適用可能
- 6トラック以上のステム/インストゥルメントの分離が可能で、それぞれ独立してミュート、ソロ、抽出、調整が可能
- ステム/インストゥルメントを、完全に編集可能なノート、コード、アンピッチサウンドにさらに分離
- SUNOなどの音楽生成AIサービスから直接、アイデアのカスタマイズ、クリーンアップ、エディット、再配置が可能
- サウンドのブレンドと置き換え – 既存の楽器やサウンドを、別の音色やサウンドとのブレンドや置き換えや適用などのクリエイティブに活用が可能
- 世界初のオーディオ・セパレーション・サンプラー – 楽曲の要素をレイヤーに分割し、サウンド・パネルに追加、あるいは適用が可能
- 「fixed」ステレオ・オーディオ・ファイル内でも高度なリミキシングが可能
- ミュージシャンが楽曲のパートを学習や習得に役立つ音符とコードの認識機能
- ユーザーフレンドリーな音符ベースのインターフェイス – 透明性の高い音質によるピッチ/タイムベースの編集とエフェクトを、瞬時に視覚的にフィードバック
- 色分けされた音符とレイヤーにより、音楽と適用されたエフェクトをより明確に理解できます
- 新しく分離されたステムのスケールとキーを適用/ランダム化に対応
- ワンクリックエフェクト、サウンドリプレイスメント、コンボエフェクト – DAW純正プラグインや対応プラグインと比較して、セットアップ、微調整、組み合わせを素早く簡単に提供
- お気に入りのVST3インストゥルメントをリッピング
- Audioshopツール、ハーモニックエディター、リペアパネル、RipScript Pythonスクリプトを使用して、ノート、ハーモニクス、ノイズ、アンピッチサウンドをかつてないほどコントロール(PRO)
- 他のDAWではほとんどサポートされていない、背景画像をインポートしてムードを設定
v7.1.1 (2024年4月16日)
修正
- アクティベート時にRipX DAWがクラッシュしてしまう問題を修正(Windows環境)
v7.1.0 (2024年3月20日)
改良
FX
- すべてのレベル、ピッチ、タイム、プリセット/コンボ・エフェクトをシンプルなFXパネルに集約
- エフェクト・プリセットを作成に、エフェクトを右クリックして「Create Preset」を選択できるようにアップデート
- FXパラメーターを1行にまとめて表示するのではなく、1行に1つずつ表示するように変更
- Quickパネルが、すべてのFX、サウンド、ループを検索するための検索パネルに変更
- 検索語が空の場合、現在の選択に適用されているすべてのFXとサウンドを表示
- Enterを押して一番上の項目を適用するか、カーソルの上下で他の項目を選択可能に変更
- 最近使用したエフェクトが新しいコンテキストバーから利用可能になりました
- Cmd/Ctrl+FショートカットとEditメニュー項目を追加
- 検索でサウンドパレット/フォルダ名もチェックするように変更
- エフェクトの代替名をチェックするようになりました。例えば、Reverb>Echo、Vibrato>Wobble、Shift Formant>Smurf、Delay>Echo、Reverse>Backward、Saturation>Distortion、Flanger>Phaserなど
- エフェクトパネルとサブアイテムの自動拡張を無効に変更
- レイヤー/タイム/グループエフェクトでも、ビブラートがノートオンセットから始まるように変更
- Ripごとの最大テンポラルエフェクト数を65535に増加
インストール
- RipX DAWは、教育機関など多数のユーザーに使用される想定のコンピュータでも簡単に使用できるように、マシン毎にすべてのアカウントユーザーがアクセスできるようにインストールされる変更がなされました。
編集
- 選択時にコンテキストバーが表示され、よく使われるエフェクトの適用、複製、最後のレイヤーへのノートの移動などを素早く行えるよう変更
- ポップアップメニューが開いているときにウィンドウの他の部分をクリックすると、即座に処理されるように変更
- 小節/拍/時間の選択をクリックし、上部の小節エリアから並べ替えられるよう変更
- Cmd/Ctrlを押しながらリージョンをコピーするクリック+ドラッグ ループバーを垂直にドラッグしてズームイン/ズームアウトできるように変更
- テンポと拍子記号をスライダーで素早く設定できるように変更
拍子記号の選択肢を増やしました。テンポ・スライダーの背景をクリックすると、オリジナルのダイアログ・ボックスが表示 - アンドゥバッファの保存と処理を改善
- レイヤー、グループ、ノートレベルで適用されるエフェクト、ノートピッチの変更、小節線、拍子記号、グループ名の変更、小節マーカー、音階、レイヤー編集 Mac: 大量のデータをディスクに書き込む際、macOSがRipXを終了する可能性を大幅に低減
- 拍子選択を複製する際、十分に近い場合はコピーが拍子にスナップされるようになり、テンポがわずかに異なる拍子や小節を複数回複製するのが簡単になりました(WindowsではAltを押していない場合)。
- 拍子を変更してもテンポが維持されるように変更
再生と録音
- クリックトラック/メトロノームをレイヤーパネルからトランスポートの右に移動
- 小節線上での音落ちを改善
- 再生時に適用されるサウンドの音質を改善
- UIをシンプルにするため、Ripsから練習クリップを削除
- レイヤーパネルのソロボタンを大きくし、見つけやすく変更
- レイヤーパネルのタイトルとは異なるマスターレイヤーのアイコンを追加
- 再生パフォーマンス向上のため、音符ノートを埋めるサウンドのリアルタイムストレッチを削除
エクスポート
- 特にサウンドが使用されている場合、オーディオの書き出しがより速くなりました
リッピング
- リッピングオプションダイアログ: すべてのバージョンに’Separate Instruments’オプションが追加され、楽器の分離を必要としないオーディオを素早くインポートできるようになりました
- Mac: M1/2/3とmacOS Montereyまたはそれ以前を使用している場合、高周波ノイズが発生する可能性があるため、GPUリッピングが無効になります
- バージョン情報ダイアログに「DISABLED, UPGRADE MACOS」と表示
一般
- ポップアップメニューがよりスムーズに表示されるようになりました
- 曲の長さの数倍までズームアウトできるようになり、曲の後半でセクションをコピー&ペーストしやすくなりました
- パネルのタイトルバーの見栄えと、最初のエントリーの上の間隔を改善
- レイヤー’Add’エントリーの外観を改善
- レイヤーパネルで、’Master’と’Add…’を個々のレイヤから分離する仕切りを追加
- Ripsを開く/表示する際、リッピングパネルで選択されたリッピングが表示されるように変更
- レイヤーを追加/選択する際、サウンドをプリロードするように変更
- インポートされた MIDI ファイルのノートボリュームがエクスポートと一致するようになりました
- Mac オートスクロールの最大速度を制限
- 画面下部のタイムと上部のバー/ビートの間隔を改善
- グループ名をグループカラーの薄い影で表示するように変更
- マニュアルの更新(英文原本)
- インタラクティブヘルプを更新
バグ修正
- MPCから一部のWAVファイルを開けるように修正
- Mac セレクション再生終了時にハングすることがあった問題を修正
- Mac macOS 10.12 Sierraでのクラッシュを修正
- Windows ASIO再生ドライバが選択されている場合、メニューが表示された後、メインウインドウをクリックすると、わずかに一時停止することがあった問題を修正
- Edit Unpitched Toolでダブルクリックしたバーの選択を修正
- Mac レイヤーパネル>追加で「Recent」と「Other」のヘッダーが表示されないのを修正
- RipX編集範囲外のMIDIノートをオクターブ単位で範囲内に移動
- レイヤー名にMIDIチャンネルの代わりにMIDIトラック名を使用するように変更
- Windows クラッシュを防ぐため、結合フォルダ/ファイル名が長すぎる場合にエラーを表示するようにエクスポートを更新
- 非常に長い名前のオーディオファイルを適切にリッピングするよう修正
- 録音されたMIDIエントリーの拍へのアライメントを修正
- 録音を行わず、選択したレイヤーを変更する際に再生されるサウンドを修正
- 最初に演奏された音に対するMIDI録音の反応性を改善
- メトロノームの音が正しく聞こえないことがあった問題を修正
- Undo/Redo後、グループに適用されたエフェクトが正しく表示されるよう修正
- 最初のステップタイム音の再生を修正
- 別のマシンでリッピングを開くと、レイヤー/タイムエフェクトが正しく表示されないことがあった問題を修正
- Rip名が最大許容長を超えた場合、RipList が破損することがあった問題を修正
- Ripが最後まで再生されるたびに1小節ずつ延長されることがあった問題を修正
- Mac オートメーションレーンの編集がリップ表示を更新していなかった問題を修正
- Mac 検索パネルボックスでBackspaceを押すと選択したノートが削除される問題を修正
- 検索パネルに入力フォーカスがある場合、Cmd/Ctrl+Z/Yで元に戻す/やり直しができるように変更
- ズーム速度のクリックと、下部のタイムラインからのカーソルの移動を修正
- Mac キーボードで音符を上下に動かしたときにピッチの変化が鳴らない問題を修正
- Undoクラッシュの可能性を修正
- Mac ギターコードのシャープ/フラットが見えにくかった問題を修正
- 表示されているリップを変更すると、オートメーションレーンのレンダリングがクラッシュする可能性があった問題を修正
- 新しくインポートされたMIDIファイルの最後までマウスホイールでスクロールすることができなかった問題を修正
- MIDIインポートのクラッシュの可能性を修正
- メトロノームが複合拍子記号の拍でのみ再生されるよう修正
- 検索パネルの表示/非表示を修正
- テンポ調整の音質を改善
- オンボードメッセージを表示する前に起動をテストするように変更
- 修正 メトロノームの最初のクリックが再生時に聞こえないケースを修正
- Windows DirectXデバイスが失われたとき、オブジェクトが解放されるクラッシュの可能性を減らすために、1秒間ポーズするように変更
- Mac 検索パネルで入力する際、LとMのキーストロークがメインリップに適用されていた問題を修正
- Mac Mキーボードショートカットとクイックポップアップバーを使用して、ノートを別のレイヤーに転送することができるように変更