お役立ち情報

ATEQによるテクノ&ダブサウンドデザイン / XOで完璧なキックを作る

ATEQ(本名Florian Lepa)は、ベルリンの影響力のあるアンダーグラウンド エレクトロニック シーンにおいて「隠された穴場」のような存在です。彼はテクノ、ダブ、ミニマル エレクトロニック ミュージックをミックスし、催眠的でシネマティックなサウンドスケープを創り出します。

モジュラーシンセサイザーとドラムマシンを互いに反応させながら、コントロールされたカオスをとらえ、微細で優れた音を選別します。彼の、偶然の産物でありながら綿密なサウンドデザインプロセスは、XLN Audio / XOのための拡張ライブラリ「Sub Liminal」XOpakの制作に完璧にフィットしました。

 

XOで完璧なキックを作る

 

ATEQは「Sub Liminal」XOpakの制作で、XOの優れたサンプルプロセッシング機能を使って、あなたのコレクションにあるどんなキックにもスパイスを加える方法を発見しました。

 

・スロットコントロールの左側にある、オーディオ波形状のアイコンにカーソルを合わせます。
・レンチ型のアイコンが表示されますので、これをクリックしてサンプルエディットに入ります。
・ここでは、サンプルの最初の9ミリ秒を削除してサンプルの長さを短くし、最初のトランジェントを削除します。
・ダイアログの下にあるグレーのボックスのオーディオ波形をクリックし、カーソルを上に動かしてズームインします。さらに、ボックスを左に動かすとサンプルの頭が見えます。
・Fade 「IN」 を 9ms に微調整します。右上の X をクリックしてサンプル編集を閉じます。

 

・次に、ToneとCutの設定を調整します。TON(Tone)を左に回して低音にドライブ感を加えます(この場合は-3.2dB)。
・Toneノブで追加された低音のうち、余計な成分を消すために、Cut(フィルター)でローエンドを除去し、ミックスが圧迫されないようにします。Shiftキーを押しながらカーソルを微調整し、ローカットを35hzちょうどに設定します。

 

・マスター・チャンネルでCRUNCHを有効にして、プリセットを「More 909」に設定し、キックをヒットさせるのに必要なカラーとサチュレーションを得ます。このケースでは、ATEQはパラメーターを20%に設定しています。

より強くヒットさせるために、どんなキックに対してもこのトリックを試してみましょう。

 

HRオンラインストアからのオススメ製品

取扱ブランド

UK発、創業50年を超える由緒あるライブコンソール・メーカーが開発するハイエンドDJミキサー ラインナップ

ハリウッドを象徴するスタジオを擁するオスカー御用達のプレミアム・インストゥルメンツ

ヴィンテージ・シンセサイザー・プラグインの開拓者として席巻するデベロッパーブランド

音声分離と音楽認識の開発研究を追及するUK・ロンドン拠点のソフトウェアデベロッパー

洗練されたデザインと様々な音響アプローチのニーズに対応したインストゥルメント / スタジオエフェクトをリリースするスウェーデンのプラグイン・デザイナーブランド

80年代初頭の創業より業界をリードするDAWブランド Digital Performer / オーディオ、MIDI、AVBインターフェイス

鍵盤楽器にMPE機能を追加するほか新たな表現を演出するMIDIプラグイン・ブランド

リッチー・ホーティンとアンディ・ジョーンズがタッグを組んで開発するUKメイドのハイエンド・パフォーマンスコンソール

バーチャルラックとパッチングによって独自のワークフローを提供する最新版DAW & プラグイン

“Tilt EQ”の開発に代表される優れたクラフトマンシップと独自のサウンド・キャラクターを両立するプロオーディオ・ブランド

数々の名曲を生み出したA-Range、Series 80など歴史的コンソールを輩出するコンソール・ブランド

スウェーデン発、軽快動作と中毒性あふれるAddictiveシリーズ、RC-20などのインストゥルメント / エフェクトを多数開発するプラグイン・ブランド

[instagram-feed num=6 cols=6 imagepadding=0 showcaption=false showbutton=false showheader=false showlikes=false showfollow=false carousel=false]