モジュラーシンセサイザーとドラムマシンを互いに反応させながら、コントロールされたカオスをとらえ、微細で優れた音を選別します。彼の、偶然の産物でありながら綿密なサウンドデザインプロセスは、XLN Audio / XOのための拡張ライブラリ「Sub Liminal」XOpakの制作に完璧にフィットしました。
XOで完璧なキックを作る
ATEQは「Sub Liminal」XOpakの制作で、XOの優れたサンプルプロセッシング機能を使って、あなたのコレクションにあるどんなキックにもスパイスを加える方法を発見しました。
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・スロットコントロールの左側にある、オーディオ波形状のアイコンにカーソルを合わせます。
・レンチ型のアイコンが表示されますので、これをクリックしてサンプルエディットに入ります。
・ここでは、サンプルの最初の9ミリ秒を削除してサンプルの長さを短くし、最初のトランジェントを削除します。
・ダイアログの下にあるグレーのボックスのオーディオ波形をクリックし、カーソルを上に動かしてズームインします。さらに、ボックスを左に動かすとサンプルの頭が見えます。
・Fade 「IN」 を 9ms に微調整します。右上の X をクリックしてサンプル編集を閉じます。
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・次に、ToneとCutの設定を調整します。TON(Tone)を左に回して低音にドライブ感を加えます(この場合は-3.2dB)。
・Toneノブで追加された低音のうち、余計な成分を消すために、Cut(フィルター)でローエンドを除去し、ミックスが圧迫されないようにします。Shiftキーを押しながらカーソルを微調整し、ローカットを35hzちょうどに設定します。
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・マスター・チャンネルでCRUNCHを有効にして、プリセットを「More 909」に設定し、キックをヒットさせるのに必要なカラーとサチュレーションを得ます。このケースでは、ATEQはパラメーターを20%に設定しています。
より強くヒットさせるために、どんなキックに対してもこのトリックを試してみましょう。