Stage-B16

16x12入出力、マイクインx16、ラインアウトx8、AESアウトX2、USB/AVBイーサネット接続

独立16マイクプリアンプ搭載ステージボックス&オーディオインターフェイス、DSPによるミキシングとWi-Fi コントロール、スタジオクオリティのアナログパフォーマンスを実現

 

最も厳しい要求に応える必要のあるスタジオ環境から世界最大級のビッグステージ上に至るまで、Stage-B16 は数々の賞を受賞したMOTU の新しいオーディオインターフェイスのラインナップと同様に、厳しいステージボックスの規格においてもパワフルかつフレキシブルなAVBネットワーキングと比類なきアナログクオリティを提供します。

Stage-B16

商品コード: 4580101339941 カテゴリー:
クリア
¥330,000 (税込)

 

MOTUインターフェイスのループバック機能と活用方法を解説!

3つの製品を1台に集約

ステージボックスとして

AVB Ethernet による “デジタルスネイク” 接続に対応した16インステージボックス

ラックマウントミキサーとして

ワイヤレスコントロール可能なDSP 搭載48イン/12バスデジタルミキサー

オーディオインターフェイスとして

Mac / Windows に対応した世界標準規格 USB オーディオインターフェイス

最大192kHz のスタジオクオリティアナログパフォーマンス

いかなる厳しいシチュエーションにも対応

Stage-B16 は、ステージボックスにおけるアナログオーディオパフォーマンスの新しいスタンダードを提案します。8つのXLR アナログ出力は、この価格帯のものでは非常に珍しい123 dB のダイナミックレンジを誇ります。

精密な Digital Trim

プリアンプのゲインを正確にリモートコントロール

ラップトップPC /タブレット/スマートフォンからMOTU AVB Controlウェブアプリケーションを使用し、アナログプリアンプのゲイン設定を1dB単位で正確にコントロールして保存することが可能です。

スタジオクオリティのマイク入力を16 基搭載

極めてクリーンなプリアンプをスタジオで、ステージで

16 基の独立したマイクプリアンプは117 dB のダイナミックレンジ、-110 dB THD+N (-1 dBFS, unweighted, 1kHz) を誇ります。それぞれの入力部には63 dB のプリアンプゲインが備わり、独立した48V ファンタム電源と-20dB のパッドが搭載されています。

究極のステージボックス

16 のマイク信号をFOHやネットワーク内のどこへでも

 

Stage-B16 はステージボックスの常識を覆します。マイクの信号はAVB ネットワーキングテクノロジーを駆使してEthernet ケーブルで100 メートル離れたFOHのミキシングコンソールの他、ネットワーク上にあるモニターミックスコンソールやコンピュータベースのレコーディング機器等にも送ることができます。世界トップクラスのスタジオに匹敵するオーディオクオリティを誇り、ラップトップPC、タブレット、スマートフォンからワイヤレスでコントロールすることも可能。Stage-B16 は、あらゆるライブサウンドの現場におけるミキシング作業に応えます。

デジタル ミキシング

Stage-B16は、大型ミキシングコンソールのように設計された48チャンネルデジタルミキサーを搭載しています。48の入力は、インターフェイスに搭載されたハードウェア入力、AVBオーディオネットワークストリーム、さらにはホストアプリケーションのオーディオチャンネルなど、任意の場所から信号を取ることができます。 さらにこのミキサーは、7系統のステレオAuxバス、ドラム録音や複数のボーカル録音時に役立つ3つのグループと1つのリバーブ専用グループ、メインミックスバスおよび個別のモニターバス、そしてエフェクトを装備しています。

EQ / Compression

32bit浮動小数点処理のヴィンテージプロセッサー

 

Stage-B16に搭載されたEQは、素晴らしい音楽的な特性を持った英国のアナログミキシングコンソールのEQをモデリングしたものです。 Stage-B16は、各入力チャンネルにアナログモデリングEQと、PEAK / RMS選択可能なクラシックコンプレッサーを装備しています。 グループおよびメインのミックスバスには、伝説のTeletronix™ LA-2Aを正確にモデリングしたMOTU Leveler™を装備しています。 LA-2Aは、ユニークなオートゲインコントロール(AGC)で有名なオプティカルコンプレッサーです。

Webアプリコントロール

ラップトップ、タブレット、スマートフォン…あらゆるデバイスでコントロール

 

Stage-B16をコントロールするソフトウェアは、ハードディスク上に存在しません。 Stage-B16は、ハードウェアと連動するWebアプリケーションでコントロールします。 これは、Stage-B16の内蔵DSPエフェクトやミキサー、デバイスの各種設定、ルーティングなどを、有線または無線(Wi-Fi)によって接続されたローカル・エリア・ネットワーク内のラップトップ、タブレットあるいはスマートフォン上で、お好きなウェブブラウザを使用してコントロールできることを意味しています。 同じネットワークを共有している限り、任意のプラットフォーム(Mac、Windows、Linux、iOS、アンドロイド)で、任意のウェブブラウザを使用することができます。

ワイヤレスコントロール

iPadやiPhoneでミキサーをワイヤレスコントロール

 

Apple AirMacなどのWi-FiルーターとStage-B16を直接イーサネットケーブルで接続することで、コンピュータを介さずiPadやiPhoneからミキサーやエフェクトのコントロールが可能です。ライブサウンドのミキシング時などに活躍します。

拡張性

長距離接続を超低レイテンシーで実現

 

Stage-B16 は AVB Ethernet(IEEEによって開発されたプロ用オーディオネットワーキングのための新しい工業規格)を使用した “デジタルスネイク” 接続を実現します。CAT-5eあるいはCAT-6 イーサネットケーブルによる最大100 メートルまでの長距離接続をミリ秒以下の超低レイテンシーで実現し、ライブ会場やレコーディング施設にあるAVB ネットワークから音声信号をルーティングすることが可能です。

MOTU AVB Switch(別売り)1 台につき、最大5 台までの MOTU AVB オーディオインターフェイスを接続することが可能です。

標準的なネットワークケーブルを用いて、複数のオーディオインターフェイスやコンピュータ、AVB Switch を最大100メートルに渡り長距離接続してネットワークを構築した場合でも、極めて低いネットワークレイテンシーを実現します。
ネットワーク上の各デバイスとコンピュータ間においては数百に及ぶオーディオチャンネルを送受信することが可能です。

USB

クラスコンプライアント USB2.0・Ethernet 対応

 

Stage-B16はUSB2.0端子を搭載し、ほぼすべてのラップトップやデスクトップで使用することが出来ます。また、クラスコンプライアントモードで動作するため、iPadを含む様々なデバイスに対応しています。
* iPadで使用する場合は、別途Apple USBカメラアダプタが必要です。
macOS10.10、10.11環境をご使用の方は、Ethernet端子に接続することでもオーディオインターフェイスとしてお使い頂けます。Stage-B16は、全てのオーディオソフトウェアに対応しています。

クイックセットアップ

シチュエーションに応じたプリセット

 

Stage-B16は非常に柔軟な設定が可能で、ステージやスタジオなど、多くの場面で活躍することでしょう。 クイックセットアップメニューは様々な状況を想定したプリセットを搭載し、標準的なオーディオインターフェイスとしての設定から、ネットワーク上のデバイスとしての設定まで、瞬時にStage-B16を再構成します。 もちろんルーティングやミキサーの設定など、ご自身のニーズに合わせてカスタマイズし、プリセットとして保存することも可能です。

コネクタタイプ ダイナミックレンジ
(A-weghted)
THD+N
(unweighted)
最大レベル トリムレンジ
(1dB単位)
Line 出力 オス XLR 123 dB – 110 dB + 20 dBu 24 dB(- 4 to + 20)
マイク入力 メス XLR 117 dB – 110 dB + 24 dBu
(パッドがオンの場合)
63dB
ヘッドフォン端子 1/4″ TRS ステレオ 112 dB – 94 dB 最大 80 mw  128 dB
  • JANコード
    Stage-B16 - Stage-B16: 4580101339941
    対応サンプルレート
    44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192 kHz
    マイク入力
    16 x XLR マイク入力 プリアンプゲイン : 0~+63 dB(デジタルコントロール時)
    アナログ出力
    8 x XLR ライン出力 最大: +20 dBu(可変範囲 -4~ +20) 1 x 1/4” TRS ステレオヘッドフォン
    デジタル出力
    2 x XLR メス AES/EBU 出力(4チャンネル)96 kHz まで 最大: +20 dBu(可変範囲 -4~ +20) 1 x 1/4” TRS ステレオヘッドフォン
    トータル入出力
    16入力 12出力(合計28)44.1 KHz及び48 KHz 16入力 12出力(合計28)88.2 KHz 及び 96 KHz 16入力 8出力(合計24)176.4 KHz 及び 192 KHz
    コンピュータ 入出力
    1 x USB 2.0 オーディオクラスコンプライアント(USB 3.0 / iOS 対応) 1 x AVB Ethernet (コンピューターとの直接接続においてはmacOS10.10、10.11のみサポート)
    コンピュータ 入出力 チャンネル
    USB 2.0 (44.1~48 kHz): 64 入出力 USB 2.0 (88.2~96 kHz): 32 入出力 USB 2.0 (176.4~192 kHz): 24入出力 AVB Ethernet: 16~128入出力(コンピュータの速度による)
    AVBストリーム数(1ストリームにつき8ch使用可)
    3 in / 3 out @ 44.1 or 48 kHz 2 in / 2 out @ 88.2 or 96 kHz 1 in / 1 out @ 176.4 or 192 kHz
    MIDI 入出力
    1 x MIDI 入力 1 x MIDI 出力 16 MIDI チャンネル (コンピュータホストから送受信)
    ヘッドフォン
    1 x 1/4” TRS ステレオヘッドフォン
    ファンタム電源
    16 x 48V
    フロントパネル
    1 x 1/4” TRS ヘッドフォン端子 1 x デジタルロータリーエンコーダー:ヘッドフォンボリューム 2 x スイッチ:(1)全ミュート(2)48V 16 x LED 、(16)入力(8)出力、(2)AES 1 x メス Ethernet イーサコン端子 2 x オス XLR AES/EBU 出力(4チャンネル) 8 x オス XLR マイク入力(独立48V搭載) ラックマウントキット
    電源仕様
    100-240V 50-60 Hz ・0.5A max
    動作環境:Macintosh
    1 GHz以上の Intelプロセッサ 2 GB以上のメモリ(4 GB以上を推奨) USB 2.0ポートもしくはAVB Ethernet ポート * AVB Ethernetポートを使用するにはOSX Yosemite以降が必要 大容量ハードディスクドライブ(レコーディング用として500 GB以上)
    動作環境:Windows
    1 GHz以上のPentium プロセッサ 2 GB以上のメモリ(4 GB以上を推奨) USB 2.0ポート もしくはUSB 3.0 ポート Ethernet ポート(ファームウェアアップデート時に必要) 大容量ハードディスクドライブ(レコーディング用として500 GB以上)
    Web アプリサポート
    クライアントプラットフォーム: Mac, Windows, Linux, iOS, Android ウェブブラウザ: Safari, Firefox, Chrome, Opera, Explorer, その他 * ウェブクライアントとMOTU AVBインターフェイスが、同一ネットワーク上に接続されている必要があります(有線・無線どちらでも可)。
    ソフトウェア
    MOTU AVB Discovery App for Mac and Windows MOTU AVB Discovery App for iOS(Apple App Storeからダウンロード) MOTU AVB Control web app(AVBハードウェアから提供) AudioDesk 4.0(別途ダウンロード方式で提供)
    対応ソフトウェア(Mac OS X)
    Core Audio ドライバは、以下の主要DAWを含む多くのCore Audio対応アプリケーションと互換性があります。 MOTU Digital Performer Avid Pro Tools (バージョン 9 以降) Apple Logic Pro Apple Logic Express Apple Garage Band Apple SoundTrack Pro Ableton Live Propellerhead Record & Reason Steinberg Cubase Cockos Reaper Native Instruments Kontakt Waves スタンドアロンアプリケーション (またはDAW上で動作するプラグイン)
    対応ソフトウェア(Window)
    Wave & ASIO ドライバは、Windows 8 環境において以下の主要DAWを含む多くのWave & ASIO 対応アプリケーションと互換性があります。 MOTU Digital Performer Avid Pro Tools (バージョン 9 以降) Ableton Live Cakewalk Sonar Steinberg Cubase Propellerhead Record & Reason Image Line FL Studio Sony Vegas Pro Sony Sound Forge Sony Acid Cockos Reaper Native Instruments Kontakt Waves スタンドアロンアプリケーション (またはDAW上で動作するプラグイン)
  • MachFive 1やMachFive 2のサウンドは、MachFive 3で使用できますか

    はい、旧バージョンのMachFiveのプリセットや、Multi(マルチ)ファイルはMachFive 3で読込むことができます。

    Ethno Instrument(バージョン1)のサウンドバンク(dat形式のファイル)は、MachFive 3で使用できますか?

    MachFive 3が32bitモードで動作している場合に限り、使用することができます。この際、EthnoがオーソライズされたiLokが必要です。

    Windows 64bit環境では、32bit版のMachFive 3をインストールする必要があります。 Mac OS X環境では、MachFive 3の情報画面で、「32bitモードで開く」にチェックをいれます。 

    * Ethno(1)は、すでに開発を終了していますので64bit環境/64bitモードのMachFive 3には対応しません。Ethno 2へのアップグレードをご検討のほどよろしくお願いいたします。

    Symphonic Instrument(MSI)のサウンドバンク(dat形式のファイル)は、MachFive 3で使用できますか?

    MachFive 3が32bitモードで動作している場合に限り、使用することができます。この際、MSIがオーソライズされたiLokが必要です。

    Windows 64bit環境では、32bit版のMachFive 3をインストールする必要があります。 
    Mac OS X環境では、MachFive 3の情報画面で、「32bitモードで開く」にチェックをいれます。

    Ethno 2、BPM、Electric Keysのサウンドバンク(UFS形式のファイル)は、MachFive 3で使用できますか?

    はい、これらの製品のサウンドバンクは、MachFive 3のサウンドバンクとして使用できます。標準で付属したサウンドバンクと同じようにMachFiveのマルチコラムブラウザーから選択できます。ただし、これらの製品がオーソライズされたiLokが必要です。また、BPMのリズムパターンやキットなど、BPMに特化されたファイルは読込むことはできません。

    Performerを持っているのですがDP最新版にアップグレード出来ますか?

    はい。可能です。

    アップグレードはダウンロードのみの販売となっており、認証用のキーコードをメールにて納品いたします。
    こちらのページよりご注文下さい。

    * アップグレード版をご使用頂くには、旧バージョンのPerformerのシリアルナンバー(キーコードではありません)及び、MOTUアカウントが必要となりますので、予めご確認頂いた上でのご注文をお願いいたします。

    DPアップグレードの購入方法を教えてください

    DPのアップグレード版はダウンロードのみの販売となっており、認証用のキーコードをメールにて納品いたします。
    こちらのページよりご注文下さい。

    * アップグレード版をご使用頂くには、旧バージョンのDigital Performerを所有している必要があります。当製品をMOTUアカウントに登録するには、旧バージョンのDigital Performerのシリアルナンバー(キーコードではありません)及び、MOTUアカウントが必要となりますので、予めご確認頂いた上でのご注文をお願いいたします。

     

    DPアカデミック版の購入方法を教えてください

    こちらのハイ・リゾリューション オンラインストア、もしくは弊社取扱販売店にてアカデミック版をご購入頂けます。

    製品ご購入後、必ず個人お申し込み用紙(PDF)に必要事項をご記入いただきメールにてお送りください。

    個人用申し込み用紙はこちら

    法人マルチライセンスに関しましては、法人マルチライセンス申し込み用紙(PDF)とご用途をお知らせいただき、
    製品ご購入前にメールにてお問い合わせください。

    法人マルチライセンス申し込み用紙はこちら

    DPで読み込めるファイルの種類を教えてください。

    以下のファイルのインポートが可能です。

    旧バージョンのDPファイル
    AudioDeskファイル
    スタンダードMIDIファイル
    OMFファイル
    AAFファイル
    Final Cut Pro 7 XML

    DP10はWindows OSに対応していますか?

    はい、DP10はWindows7、8、10環境に動作対応しています。

    96チャンネルのアナログ入出力をコンピュータで利用したい場合、AVBユニットはどのような構成になりますか?

    システムの一例として、16Aを6台使用する構成をご紹介します。下記のように16Aを6台と2台のAVB Switchを接続することにより、96チャンネルのアナログ入出力を持つシステムが構築できます。そしてこの中の1台をコンピュータとThunderbolt接続していただく事により、そのコンピュータのCore Audioデバイスとしてお使いいただけるほか、I/Oのルーティングを行うことができます。また、AVB Switchのポート6(汎用Ethernetポート)もしくは2台目のAVB Switchのポート4もしくは5にアップルAirMac ExpressなどのWi-Fiルータを接続して、iPad等からルーティングやミキシングの操作をワイヤレスで行うこともできます。 

    MOTU AVB インターフェイスは、他社製のEthernetスイッチでも動作しますか?

    ネットワーク経由で音声信号を送受信する場合にはAVBスイッチが必要となりますが、デスクトップやモバイルブラウザ経由でMOTU AVB インターフェイスをコントロールする場合には他社製のEthernetスイッチでも動作します。

    MOTU AVB インターフェイスは、他社製のAVBスイッチでも動作しますか?

    はい、規格を満たしているならば動作します。しかしながら、MOTU AVB Switch は他社製のAVBスイッチよりもお求めやすい価格設定になっています。

    DAWで録音しているオーディオをAVBインターフェイスの内部ミキサーへルーティングしてゼロ・レイテンシーモニタリングを同時に行うことはできますか?

    はい、可能です。MOTU AVB ControlウェブアプリケーションのRoutingタブを開いて、複数の出力先へ出力するようルーティングすることができます。

    AVBインターフェイスのネットワークポートからMacのネットワークポートに直接接続することはできますか?

    はい、MOTU AVB Controlウェブアプリケーションによるコントロール、及びUSBやThunderbolt接続の代わりにオーディオI/Oとして使用する場合の双方において可能です。Ethernet接続経由でマルチチャンネルオーディオI/Oとして使用する方法はファームウェアバージョン1.1.1以降で実現した新機能です。設定方法につきましては、こちらをご覧ください。
    また、AVBインターフェイスやAVB switchのファームウェアのアップデートにはMacのネットワークポートへのネットワーク接続が使用されます。MacにUSBまたはThunderbolt経由で接続している状態でもネットワークポートへの接続を行うことは可能です。

    AVBインターフェイスをコンピュータと接続した場合の最大入出力チャンネル数を教えてください。

    ThunderboltとUSB接続では最大入出力チャンネル数が異なります。詳細は以下の通りです。 

    Thunderbolt:44.1 to 96 kHz / 128
    Thunderbolt:176.4 or 192 kHz / 64
    USB:44.1 or 48 kHz / 64
    USB:88.2 or 96 kHz / 32
    USB:176.4 or 192 kHz / 24

    AVBインターフェイスのデジタルとアナログの全入出力を同時に使用することができますか?

    はい、全ての入出力は同時かつ個別にレコーディングやプレイバック、モニタリング等に使用することが可能です。

    MOTU AVBインターフェイスはDanteに対応した機器と組み合わせることができますか?

    現時点では規格が異なることから不可能です。Danteはライセンスを必要とするAudinate社が定める規格ですが、新しい業界標準規格であるAVBとの互換性を持たせるための仕組みを持っています。もしDanteがAVBに対応出来たのなら、それらは接続が可能になるでしょう。

    AVBインターフェイスをスタンドアロンでミキサーとして使用する場合、どのような方法で操作すれば良いでしょうか。

    iPadとAirMac Express(Wi-FIルーター)を使う方法が最も簡単です。AirMac ExpressとAVBインターフェイスをCAT6ケーブルで接続して、AirMacユーティリティにおいてDHCPを有効にます。次にiPadのApp StoreからからMOTU AVB Discovery iOS App をインストールして起動すると、Wi-Fi経由でAVBインターフェイスの操作が出来るようになります。

    Mac OS 10.6やMac OS 10.7、またはThunderboltを搭載していないMacintoshで使用することはできないのでしょうか。

    正式にサポートしているのはMac OS X 10.8及び10.9ですが、Mac OS 10.6やMac OS 10.7にUSB接続して、クラスコンプライアントモードで動作する最大24入出力のオーディオインターフェイスとして認識しますので*注2、DAWのオーディオI/Oとしてお使い頂くことができます。そして、更にEthnernetで接続することにより、AVBインターフェイスの操作も行うことが可能です。 

    *注2:他製品のUSBドライバとの兼ね合いやOSの状況により、正常に動作しない場合がありますことをご了承ください。

    MOTU AVBインターフェイス間においては、どのくらいのチャンネル数のオーディオを転送できるのでしょうか。

    Ethernet経由オーディオを伝送する「AVBストリーム」は、1ストリームで8チャンネルのオーディオを転送できます。そしてAVBインターフェイスは96KHzまでのサンプルレートで16ストリーム( 8チャンネル x 16ストリーム = 128チャンネル)、176.4 及び92 kHzのサンプルレートでは8ストリーム( 8チャンネル x 8ストリーム = 64チャンネル)のオーディオをAVBインターフェイス間で転送することができます。

    MOTU AVBインターフェイスは内部にミキサーを持っていますか?

    はい、AVBインターフェイスの各モデルはミキサーを搭載しています。48チャンネル*注1 & 12ステレオバス、そしてエフェクトまでも搭載しているほか、洗練されたGUIによるオーディオルーティングも可能です。 しかしながらコンピュータのI/Oとしてお使い頂く場合、ミキサーは必要ありません。Digital PerformerなどのDAW側からI/Oのルーティングを行うと、ミキサーを通らずにDAWとI/Oが直結されるようになります。

    もしレコーディングでのサブミックスやモニターミックスを作る必要がとき、または外部エフェクトを使う必要があるときは、ミキサーを使ってルーティングとミックスを行うことができます。そしてミックスは単体のみならず、ネットワーク経由で接続したAVBインターフェイスとの間で「AVBカスケード Bus」を作ることで、複数のAVBインターフェイスを1つのオーディオI/Oとして使うことができます。

    ライブサウンドにおいて、ステージI/Oボックスから本線と録音回線の2つに音声を送りたいのですが、そうしたことがMOTU AVBシステムで可能でしょうか。

    はい、可能です。MOTU AVBはステージI/Oボックスとしてご使用いただけます。最大512チャンネルをCAT6ケーブルを用いて約100mの長距離伝送が可能なほか、コントロールコマンドの送受信を行うことにより、マイクプリアンプのゲインやエフェクトの遠隔操作ができます。なお、こうした操作はネットワークに参加しているコンピュータやタブレット、スマートフォンから行うことができます。

    また、ネットワーク内のAVBインターフェイスとコンピュータをThunderboltで接続することによって、最大256チャンネル(128入力 + 128出力)のCore Audioインターフェイスとして動作させることが可能ですので、メインレコーディングシステムとして、もしくはバックアップシステムとして稼働させることができます。

    MOTU AVBインターフェイスは、AVIDのような他社製品と接続が可能でしょうか。

    現在検証中です。詳細はAVB互換情報としてMOTUホームページに掲載させて頂く予定です。

    AVB Switchは、AVBインターフェイスを拡張する場合には必ず必要なのでしょうか。

    必ずしも必要ではありません。1台のAVBインターフェイスを拡張する場合、1台目と2台目をEthnernetポートで1対1で接続することで拡張することができます。そしてCAT6ケーブルなら約100mまで延長することができます。

    しかしながらAVB Switchを使用した場合は、3台以上を1つのコンピュータのオーディオI/Oとして使用できるほか、AVB Switchをリピーターとして使用することで100m以上の延長も可能です。

    内蔵のDSPエフェクトが使えるのはモニターに対してでしょうか、それとも入力に対してでしょうか。

    両方にお使い頂けます。これにより例えばライブでモニター回線にEQとダイナミクス、リバーブを使いつつ、DAWへエフェクトを掛けないドライな音を送るといったこともできます。

    MOTUインターフェースのドライバー・インストール用に製品にCD/DVDが同梱されていますか?

    対象製品: 全製品 

    現在、MOTU製品にはCDやDVDは同梱されていません。アップデートは頻繁に行なれる可能性があり、お客様の手元に届く時にはバージョンが古くなっている場合があります。また現在市販されている多くのコンピューターはCD/DVDドライブを搭載していません。 

    全てのMOTU製品のドライバーはmotu.comページから常に最新のソフトウェアがダウンロード&インストール可能です。ユーザーの方は常に最新のソフトウェアを手に入れることが確約されています。

    もしダウンロードが失敗した場合、違うWebブラウザーを試したり、違うインターネット環境でもう一度トライしてみてください。