Symphonic Orchestra

驚異的なクオリティーで収録されたソロや多彩なオーケストラサウンド

Quantum Leapっていう音源に出会って、試したらそれまでのオーケストラ音源とはまったく次元の違う音源が出たというか、サンプルライブラリーとはいえ、すごく使いやすくて驚いたんです。マイキングに関しても整った状態で音源になっていたんで、制作スピードが格段に上がったことに加えて制作物のクオリティも上がったんです。EastWest製品のオーケストラ系は全部持ってます。オーケストラでのステージ上の楽器の位置とか、Quantum Leapはステージセットが組まれた状態でマイキングされていたのでテクニカルな部分で頭をひねらせたり、時間を要してミックスしたりする手間が省けました。ちなみに今でも当時使っていた音を使ってたりしますからね。15年前ぐらいのものを今でも使えるっていうのは相当いいライブラリなんじゃないかと思います。第一にSymphonic Orchestraのチェロがめちゃくちゃいい音しています。デッドでも使える音で手放せないですね。
続きを読む  - 祖堅正慶 スクウェア・エニックス

実際の曲では生ストリングスも使用しますが非常に生ストリングスとの相性がいい。実は他メーカーのストリングス音源のサンプルにはもろもろバラつきが多いんです。そうすると実際にオーケストラの人達が後でダビングするとニュアンスが合わせられなくて困るケースが多いんですね。たいていはピッチ感が気持ち悪いらしいんです。でもEastWestのオーケストラ音源を使えばそれが全く無い。僕はティンパニー、バイオリン、コントラバスもよく使いますし特にホルンは良いですね。アーティキュレーションでいろいろできることがある。重宝してます。他には収録されているハープも優秀ですよ。

EastWest製品はマルチサンプルなんですが、ある特定のサンプルだけ位相が違うとか、そういうことが全く無いんですね。正直、他メーカーのものだと結構あるんですよ。特にEastWestのオーケストラでいいな、と思うのはちゃんとオーケストラの配置どおりに音像が定位していること。なるほどな、と思いますね。またストリングスで弦のトレモロや、グリスダウンさせた時に音色が全く変わらないのがいいですね。これも他メーカーのものだと変わってしまうものがあります。僕の場合はサラウンドモードで使うことは無くて、いつもクローズとステージのサウンドをうまくミックスしています。そうするとちょうどイイんですよね。さらに最近、ネットでの音楽配信も24Bit96KHzに切り替えようという動きもあるんで、そういう意味でもこのEastWestのオーケストラ・プラチナ・プラスは有望ですよね。
続きを読む  - 鳥山雄司 プロデューサー/ギタリスト

EASTWEST/QUANTUM LEAP Symphonic Orchestraは、そのサウンドの暖かさとディテールのレベルによって、数々のオーケストラ・コレクションの中でも、トップの座に君臨しています。 EASTWEST製品のサンプル再生エンジンであるPLAYソフトウェアの組み込みにより、Symphonic Orchestraのユーザーは、新しいサンプル・エンジンの利点をすぐに体験することができます。大量のインストゥルメントを含む一般的なオーケストラの構成を想定して、PLAYソフトウェアは、以前のシステムよりも多くの楽器を一度にロードできるようにすることで、プロセスを合理化します。

驚異的なクォリティで収録されたこのオーケストラ音源は、バーチャル・インストゥルメントに本物の命を吹き込みます。

リアルなライブ・コンサートホールのサウンドを得るために、各インストゥルメントとセクションを3マイク・ポジション(クローズ / ステージ(指揮者の位置) / ホール)でレコーディングしました。マイク・ポジションごとのサウンドをミックスすることで、自分のプロジェクトに必要な、自然なアンビエントを作成することができます(※1)。 リアルさを演出するために、サウンドの質を落とすような装飾的なリバーブやエフェクト処理はもはや不要です。

※1・・・ 3マイクポジションのミックスにはPlatinumが必要です。

驚異的なオーケストラ・サウンドを実現するには、バーチャル・インストゥルメントに命を吹き込み、現実空間を音で満たす能力が必要です。これは、従来まではリバーブなどのエフェクトを追加するなど、サンプルを加工し、音楽の全体的な品質をさらにデジタル化、低下させてしまうことを意味していました。 Symphonic Orchestraは、楽器演奏を止めた際の残響が完全に音が消えるまでの過程を個別に収録することで、リアルなオーケストラ・サウンドを実現します。ソフトウェアは、すべてのノートの最後でこの”リリーステイル”をトリガーし、サンプルがシームレスにブレンドされるようにダイナミクスを調整し、実際にリスナーがコンサート・ホールでオーケストラ演奏を聴いている時と同じ状態を再現します。

各楽器とオーケストラ・セクションは3つの異なるマイク・ポジション(クローズ、ステージ、ホール ※Symphonic Orchestra Platinumバージョンのみ)でクロマチックにサンプリングされています。PLAYソフトウェアは、これらを瞬時にミックスし、究極のリアルタイム・トーンとアンビエンス・コントロールを提供します。

Symphonic Orchestra

商品コード: 該当なし カテゴリー:
クリア

¥19,800 (税込)

 

EastWest Symphonic Orchestra Walkthrough

製品のUI(クリックで拡大します)

Symphonic Orchestra 特長

3ポジションのマイク コントロール

ホール、クローズ、ステージ(指揮者の位置)の3ポジションにマイクを立ててサンプルを収録。各チャンネルの音量とパンの調節が可能(Platinum、Platinum Plus版のみ)

マイクミキサー

それぞれのマイク・ポジションのサウンドをミックスし、楽曲に合った自然なアンビエントの作成が可能
ポジションごとの読み込み、ミュート、パン、音量の調整が可能

リアルなサウンドを再現する様々な機能を搭載

レガート、ポルタメント、レペティションをダイレクトにオン/オフ可能なスイッチを搭載。同ノートの重複を回避するラウンドロビン・リセット
* ラウンドロビンとは、同じノートを繰り返し演奏した際に発生する特有の音色変化を再現するための技術で、EastWest製品をはじめとするサンプリング音源で採用されています。
様々な演奏方法を可能にするアーティキュレーション(演奏技法)ごとに収録

アーティキュレーション

アーティキュレーションのオン/オフが可能。複雑なパッチネームをすべて覚える必要はありません
アーティキュレーション・リストを画面中央に表示。オン/オフ、ロード/アンロード、ボリューム調整など、サウンドの編集が可能
気に入った設定のFavorite(お気に入り)の登録が可能。すぐにプリセットを呼び出すことが出来ます

ステレオイメージのコントロール

瞬時に左右のチャンネルを入れ替えるステレオ・スワップ
L chのみ、R chのみ、ステレオからモノラルへ変換が可能

エフェクトエンジン

世界的に有名なスタジオであるEastWest Studioを含む、大量のインパルス・レスポンス・データを収録したコンボリューション・リバーブを搭載

64bitサポート

64bitシステムをサポートし、多大なサンプルの読み込みと使用が可能

視認性の高い1ブラウザー設計

使いやすいカラム(列)ビューを採用。膨大なサンプルから素早く目当てのサウンドを発見
Favorite(お気に入り)の登録が可能。よく使うサウンドをすぐに見つけることが出来ます
複数のEastWest Play製品の使用が可能。Symphonic Orchestra と Storm Drum3 など、Play製品なら1つのウインドウで管理することが出来ます。使用中のサンプルに合わせ、Playのスキンが変化します。

様々なプラットフォームに対応

スタンドアローン動作に対応
AU / VST / AAXプラグインとして動作が可能
Windows XP以降に対応(Windows7以降は64bitにも対応)
Mac OS 10.5以降に対応

豊かで多彩なアーティキュレーション

どんな場面でもスムーズでリアルな音色をもたらす、トゥルーレガート・インターバルや表現力豊かなサスティーンなど、様々なアーティキュレーションが含まれています。

Symphonic Orchestra デモソング

業界屈指のプレイヤーによる演奏、録音、プログラミングと最高級のコンサート・ホールで収録され、パワフルかつ表現力豊かで、音響的にも優れた最高品質のオーケストラ・サウンドのコレクションが、あなたの作品で芽吹くことでしょう。
- 英 SOUND ON SOUND レビュー

オーケストラの完璧なコントロール


ライブ / コンサート ホールでのパフォーマンスのフィールを実現するために、各楽器とセクションは、クローズ、ステージ (指揮者の位置)、ホールの 3 つのマイクポジションで収録されています。これらのマイクポジションを組み合わせ、ミックスすることで、実質的に任意の配置や深さのレベルを創造できます。これにより、人工的なリバーブの必要性を排除し、アンビエンス設定を適切に行うために費やす時間が大幅に短縮することが可能です。 リバーブ、マイクポジション、フィルタリング、セクション ボリュームなど、主要な調整機能はすべて1ウインドウのインターフェイスで制御できます。温もりと、楽器のパフォーマンスのほぼすべての側面を心ゆくまで、そして簡単に操作できるコレクションを探しているとしたら、Symphonic Orchestra は必要なすべてのツールを単体で提供します。


今ではSymphonic Orchestra のサンプルが制作テンプレートのコアになりました。 このレベルのリアリズムと忠実性を達成したオーケストラ・サンプルは他にありません。 インストールしてすぐにワールドクラスのオーケストラのサウンドが得られるので、制作している最中、実際の楽器とオーケストラを囲まれている感覚でモニターでき、未だかつてないまったく新しい世界にトリップできるのです。

— DAVID NEWMAN

  • JANコード
    Symphonic Orchestra - Platinum Download: 4580101323339
    Platinum:サンプル容量
    124GB
    Platinum:サンプルビットデブス
    16bit
    Platinum:収録マイク位置
    ステージ (指揮者の位置) クローズ サラウンド (ホール)
    Platinum:アーティキュレーション 各種演奏技法による音色
    あり
    Platinum:セクションごとのライセンスとインストール
    iLokについて
    EastWest製品をご利用いただく場合、製品のオーサライズ(コピープロテクトの解除)にEastWest / Soundsonline アカウント及び iLok.com アカウントが必要になります。 製品のオーサライズ情報はiLokハードウェアキーもしくはコンピュータ内に保存することができます。 * EastWest製品にiLok USBハードウェアキーは付属いたしません。
    対応フォーマット
    スタンドアローン / VST / AU / AAX
    サンプルストリーミング用の7200回転以上のハードディスク
    EWQLSO Platinum Complete の場合:124GB 以上の空き領域
    最小システム要件
    CPU:Quad-core (4 cores), 2.7 GHz (またはそれ以上) で動作 RAM:16 GB OS:macOS 10.13 (またはそれ以降); Windows 10 with ASIO sound drivers Drive:HDD (7200 rpm, 省電力モード非対応)
    推奨 システム要件
    CPU:Octa-core (8 cores), 2.7 GHz (またはそれ以上) で動作 RAM:32 GB またはそれ以上 OS:macOS 10.13 (またはそれ以降); Windows 10 with ASIO sound drivers Drive:SSD (SATA or PCIe)
  • Sounsonline.comで製品を購入しようと思うのですが、ハイリゾリューションでサポートしてもらえますか?

    残念ながらアメリカ本国のメーカーサイトで購入されたものに関しては弊社では購入後のサポートはいたしかねます。弊社でのサポート対象となるのは日本国内の正規販売店もしくは弊社オンラインストアで購入された正規ユーザーの方のみです。

    PLAYではいくつのインストゥルメントをロード可能ですか?

    PLAYでは一つのインスタンス(PLAY)で複数のインストゥルメントをロードし、同時に使用するマルチティンバー機能がご利用いただけます。 

    スタンドアロンモードで使用する際、お持ちのPCスペックに快適な動作環境は左右されますが、理論上MIDIは各ポートごとに最大16チャンネルまで使用できます。 

    ロード済みの各音色は異なるMIDIポートやMIDIチャンネル、オーディオアウトプットに自由に組み合わせ可能なため、お好みのセットアップを構築していただけます。

    ダウンロード版とライセンス版、HDD版やDVD版の違いを教えてください。

    ・ダウンロード版:製品のライブラリファイルを始め、Playなどの製品を使用する上で必要なファイルは全て、EastWest Online Installerからインストール頂きます。製品オーソライズに必要なオーソライゼーションコードを案内します。製品ライセンスデポジットはお客様自身で行う必要がありますが、手続きが完了後、すぐに製品を使用することができます。

    ・ライセンス版:対象製品のDiamond Edition、Platinumなどの、上位グレード製品の提供となります。ライブラリファイルはダウンロード対応外となる大容量となるため、別途ライブラリコピーサービスなどで入手いただく必要があります。ライセンスのご提供は決済後、お客様のiLokアカウントに対してライセンスデポジットを行うために、ご購入時にiLokのUser IDをお知らせいただく必要がございます。製品ライセンスのデポジット完了までに、2~3営業日ほどお時間を頂くことがございます。

    ・HDD版:製品のライブラリファイルは製品HDD内にプリインストールされているため、EastWest Online Installer、もしくはEastWestのWEBページからPlayをインストールするのみで製品を使用できます。別途、製品ライセンスのデポジット依頼を頂いた後、製品ライセンスのデポジット完了までに、2~3営業日ほどお時間を頂きます。

    ・DVD版:製品のライブラリファイルを始め、Playなどの製品を使用する上で必要なファイルを、DVD(インストールディスク)から全てインストールできます。また、EastWest Online Installerからインストールすることも可能です。製品オーソライズに必要なオーソライゼーションコードがDVDケースに記載されています。製品ライセンスデポジットはお客様自身で行う必要がありますが、手続きが完了後、すぐに製品を使用することができます。

    Playのバージョンが古くても新しく発売されているライブラリは読み込み可能なのでしょうか?

    現在、全てのEastWest製品はPlay5環境での使用を推奨しております。古いバージョンのPlayでは、音色の読み込み不具合などが生じる可能性がありますので、最新版のPlay5をご使用いただくことをお勧めします。

    EastWest製品を買うとiLokのデポジットが必要で、登録に数日かかる場合があると聞いたのですが?

    EastWestのHDD製品及び、ライセンス製品は、製品のライセンスデポジット依頼をメーカーに行う必要があるため、ライセンスデポジット完了までに2~3営業日ほどお時間を頂きます。その間は製品をご使用頂く事ができません。何卒ご了承の程宜しくお願い致します。

    オーディオ処理を最速で可能にするハードドライブは何ですか?

    メインで利用するシステムドライブではなく、オーディオ製作にのみ使用する専用のハードドライブをご用意されることを推奨しております。
    システムドライブがプロジェクトファイル等へのアクセスに多くの負荷がかかることに対して、専用ドライブはより効率的なデータ処理を実現します。

    最も一般的なハードドライブであるメカニカルHDDは未だ、5400rpmと7200rpmの2種類の速度を持つ製品群が広く知られています。
    PLAYのライブラリは7200rpm以上の処理速度を必要としており、かつ快適なデータ処理を行うために併用するドライブにも注意を払う必要があります。

    HDDに対しオーディオ処理を最速で可能にするには、ソリッドステートドライブ(SSD)の使用を推奨します。物理的な稼働箇所を持たないために安定性が高く、アクセス時間もメカニカルHDDをはるかに凌ぎます。
    結果ロード時間の短縮、ならびにオーディオ処理における大幅な安定性が見込めます。

    SSDのご利用を検討中のお客様は、接続に用いるポート等も熟慮し、最大限にご活用されることをおすすめいたします。
    Firewire400やUSB2.0といった旧型のポートはともに40MB/s前後の転送速度を持ちますが、Firewire800を利用すると約80MB/sの速度を実現します。

    またUSB3.0の使用により、約625MB/sというさらなるパフォーマンスの向上が望めます。
    最新のUSB3.1ではおよそ1.25GB/sが見込め、これは第一世代のThunderboltに比肩する数字です。

    第二世代のThunderboltにおきましては、約2.5GB/sもの転送速度を可能にしています。
    旧世代のMac ProタワーやPCタワーには、一般的にSATA2(約500MB/s)ならびにSATA3(1 GB/s)のインターフェースが用いられています。

    複数のハードドライブ・ベイをお持ちのお客様は、ライブラリを異なるドライブに分散させることで、最大限の処理速度を実現することをおすすめします。

    PLAYを64ビット環境で使用する利点とは?

    PLAYを64ビット環境で使用することは、膨大なインストゥルメントのセットアップを扱う上で必要不可欠なものです。

    32ビット環境でOSやソフトウェアを実行しているコンピューターは、約4GBのRAMにしかアクセスすることができません。
    それに対し64ビット環境は、理論上さらに多くの搭載RAMへのアクセスが可能となります。

    64ビット環境でのご使用をお考えのお客様は、OSやDAW、プラグインなど全体の使用環境を熟慮されることをおすすめいたします。
    PLAYのプラグインに関しましても、32ビットと64ビット版のそれぞれをご用意いたしております。

    EastWest製品を使用する上でiLokアカウントは必要ですか? iLokキーとは何ですか?

    EastWest製品のライセンス認証にはPACE社のiLok.comのシステムが利用されておりますが、現在は別売のiLok USBセキュリティキーまたはご使用のコンピューター本体のいずれかを選択して製品の認証を行うことが可能となっております。

    ご使用のコンピューター本体 にライセンス認証を行った場合には、一度ライセンス認証を解除すれば別のコンピューター本体に再度認証を行うことも可能ですが、iLok USBセキュリティキーにライセンス認証を行えば、単にiLokを取り外して別のコンピューターに接続するだけで使用できるため、普段使用しているコンピューターがある場所以外にもライセンス情報を持ち運ぶことが可能となり便利です。