AVB Switch
AVBポート拡張スイッチ、10Mbps/ 100Mbps/1000Mbp、AVBポートx5、Ethernetポートx1
5 x AVBポート・1x ネットワークポートを搭載したAVB /TSN ネットワーキングスイッチ
プロフェッショナルオーディオはもちろん、R&D 研究開発、高精度ネットワーク・インフラを担うコンパクトなAVB スイッチ
オーディオビデオブリッジング(AVB)は、エキサイティングな新しいIEEE802.1の拡張規格です。プロフェッショナルなオーディオ / ビデオネットワーキングのために設計されたAVBは、イーサネット経由で「リアルタイム」「低レイテンシー」「完全なシンク」を実現する、真のAV規格です。
AVBネットワーキング
IEEE802.1に準拠した、すべてのニーズに応えるMOTU AVB Switch
MOTU AVB Switchを使用することで、すばやく簡単に、5つのAVBデバイス用イーサネットポートを追加することができます。 プラグアンドプレイ、接続の信頼度、自動的なネットワークデバイスの追加など、AVBの多くの利点をご活用ください。
プラグ&プレイ
特別な知識は必要ありません
MOTU AVBデバイスの接続は、標準のCAT-5eあるいはCAT-6ケーブルを使用します。 MOTU AVB Switchは、接続しているAVBデバイスを自動的に発見し、システムに追加します。 特別なITの専門知識必要ありません。
一般的なケーブルで
特別なケーブルは必要ありません
最長100mまで延長可能なAVBデバイス同士の接続は、標準的なCAT-5eあるいはCAT-6ケーブルを使用します。
1GBの帯城幅
最高の帯城を最大に活用
AVBが使用する1GBの帯域は、非常に多くのオーディオチャンネルを非常に低いレイテンシーで扱えることを意味しています。
保証
途切れない接続、高い信頼性をお約束します
AVBはオーディオおよびビデオストリーミングが途切れないように設計されています。 AVBシステムは、他のネットワークの状況に関わらず、AVBネットワーク上のオーディオおよびビデオのストリームを保ちます。
同期
クロックとシンク、すべてのデバイスで正確な同期を実現
AVBは、サンプル精度ですべての機器をフェーズロックします。MOTU AVBシステムは、ネットワーク全体の同期を1クリックで確立することができます。
そしてMOTU AVB SwitchはTC(Transparent Clock)であるためにPTP環境においても高精度の時刻同期をもたらします。
標準的なイーサネットをサポート
一般的なイーサネット機器との共存、WiFiルータやインターネットへアクセスする標準イーサネット機器と共存が可能
AVBは自宅やオフィス、スタジオで使用する標準的なイーサネットデバイスに接続することが出来ます。Apple AirMacなどのWi-Fiルーター、Ethernetハブなどの標準的なイーサネットデバイスと共存が可能です。MOTU AVB Switchは、標準的なイーサネット機器を接続するための専用端子を搭載しており、5つの AVBポートのいずれかを使用する必要はありません。
対応OS
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JANコードAVB Switch - AVB Switch: 4580101339484
Supported protocolsgPTP - 802.1AS MVRP - 802.1Q (VLAN 2 only) MSRP - 802.1Q (Class A and B)AVB ポート6Ethernet ポート6Operational bandwidth10 / 100 / 1 GigabitフロントパネルLED x 12電源12-18V DC • 0.5A • tip positive寸法Length: 5.75 in / 14.6 cm Width: 3.6 in / 9.1 cm Height: 1.25 in / 3.2 cm -
96チャンネルのアナログ入出力をコンピュータで利用したい場合、AVBユニットはどのような構成になりますか?
システムの一例として、16Aを6台使用する構成をご紹介します。下記のように16Aを6台と2台のAVB Switchを接続することにより、96チャンネルのアナログ入出力を持つシステムが構築できます。そしてこの中の1台をコンピュータとThunderbolt接続していただく事により、そのコンピュータのCore Audioデバイスとしてお使いいただけるほか、I/Oのルーティングを行うことができます。また、AVB Switchのポート6(汎用Ethernetポート)もしくは2台目のAVB Switchのポート4もしくは5にアップルAirMac ExpressなどのWi-Fiルータを接続して、iPad等からルーティングやミキシングの操作をワイヤレスで行うこともできます。
MOTU AVB インターフェイスは、他社製のEthernetスイッチでも動作しますか?
ネットワーク経由で音声信号を送受信する場合にはAVBスイッチが必要となりますが、デスクトップやモバイルブラウザ経由でMOTU AVB インターフェイスをコントロールする場合には他社製のEthernetスイッチでも動作します。
MOTU AVB インターフェイスは、他社製のAVBスイッチでも動作しますか?
はい、規格を満たしているならば動作します。しかしながら、MOTU AVB Switch は他社製のAVBスイッチよりもお求めやすい価格設定になっています。
DAWで録音しているオーディオをAVBインターフェイスの内部ミキサーへルーティングしてゼロ・レイテンシーモニタリングを同時に行うことはできますか?
はい、可能です。MOTU AVB ControlウェブアプリケーションのRoutingタブを開いて、複数の出力先へ出力するようルーティングすることができます。
AVBインターフェイスのネットワークポートからMacのネットワークポートに直接接続することはできますか?
はい、MOTU AVB Controlウェブアプリケーションによるコントロール、及びUSBやThunderbolt接続の代わりにオーディオI/Oとして使用する場合の双方において可能です。Ethernet接続経由でマルチチャンネルオーディオI/Oとして使用する方法はファームウェアバージョン1.1.1以降で実現した新機能です。設定方法につきましては、こちらをご覧ください。
また、AVBインターフェイスやAVB switchのファームウェアのアップデートにはMacのネットワークポートへのネットワーク接続が使用されます。MacにUSBまたはThunderbolt経由で接続している状態でもネットワークポートへの接続を行うことは可能です。AVBインターフェイスをコンピュータと接続した場合の最大入出力チャンネル数を教えてください。
ThunderboltとUSB接続では最大入出力チャンネル数が異なります。詳細は以下の通りです。
Thunderbolt:44.1 to 96 kHz / 128
Thunderbolt:176.4 or 192 kHz / 64
USB:44.1 or 48 kHz / 64
USB:88.2 or 96 kHz / 32
USB:176.4 or 192 kHz / 24AVBインターフェイスのデジタルとアナログの全入出力を同時に使用することができますか?
はい、全ての入出力は同時かつ個別にレコーディングやプレイバック、モニタリング等に使用することが可能です。
MOTU AVBインターフェイスはDanteに対応した機器と組み合わせることができますか?
現時点では規格が異なることから不可能です。Danteはライセンスを必要とするAudinate社が定める規格ですが、新しい業界標準規格であるAVBとの互換性を持たせるための仕組みを持っています。もしDanteがAVBに対応出来たのなら、それらは接続が可能になるでしょう。
MOTU AVBインターフェイスはAES67及びRAVENNA/AES67に対応していますか?
現時点では対応していません
AVBインターフェイスをスタンドアロンでミキサーとして使用する場合、どのような方法で操作すれば良いでしょうか。
iPadとAirMac Express(Wi-FIルーター)を使う方法が最も簡単です。AirMac ExpressとAVBインターフェイスをCAT6ケーブルで接続して、AirMacユーティリティにおいてDHCPを有効にます。次にiPadのApp StoreからからMOTU AVB Discovery iOS App をインストールして起動すると、Wi-Fi経由でAVBインターフェイスの操作が出来るようになります。
Mac OS 10.6やMac OS 10.7、またはThunderboltを搭載していないMacintoshで使用することはできないのでしょうか。
正式にサポートしているのはMac OS X 10.8及び10.9ですが、Mac OS 10.6やMac OS 10.7にUSB接続して、クラスコンプライアントモードで動作する最大24入出力のオーディオインターフェイスとして認識しますので*注2、DAWのオーディオI/Oとしてお使い頂くことができます。そして、更にEthnernetで接続することにより、AVBインターフェイスの操作も行うことが可能です。
*注2:他製品のUSBドライバとの兼ね合いやOSの状況により、正常に動作しない場合がありますことをご了承ください。
MOTU AVBインターフェイス間においては、どのくらいのチャンネル数のオーディオを転送できるのでしょうか。
Ethernet経由オーディオを伝送する「AVBストリーム」は、1ストリームで8チャンネルのオーディオを転送できます。そしてAVBインターフェイスは96KHzまでのサンプルレートで16ストリーム( 8チャンネル x 16ストリーム = 128チャンネル)、176.4 及び92 kHzのサンプルレートでは8ストリーム( 8チャンネル x 8ストリーム = 64チャンネル)のオーディオをAVBインターフェイス間で転送することができます。
MOTU AVBインターフェイスは内部にミキサーを持っていますか?
はい、AVBインターフェイスの各モデルはミキサーを搭載しています。48チャンネル*注1 & 12ステレオバス、そしてエフェクトまでも搭載しているほか、洗練されたGUIによるオーディオルーティングも可能です。 しかしながらコンピュータのI/Oとしてお使い頂く場合、ミキサーは必要ありません。Digital PerformerなどのDAW側からI/Oのルーティングを行うと、ミキサーを通らずにDAWとI/Oが直結されるようになります。
もしレコーディングでのサブミックスやモニターミックスを作る必要がとき、または外部エフェクトを使う必要があるときは、ミキサーを使ってルーティングとミックスを行うことができます。そしてミックスは単体のみならず、ネットワーク経由で接続したAVBインターフェイスとの間で「AVBカスケード Bus」を作ることで、複数のAVBインターフェイスを1つのオーディオI/Oとして使うことができます。
ライブサウンドにおいて、ステージI/Oボックスから本線と録音回線の2つに音声を送りたいのですが、そうしたことがMOTU AVBシステムで可能でしょうか。
はい、可能です。MOTU AVBはステージI/Oボックスとしてご使用いただけます。最大512チャンネルをCAT6ケーブルを用いて約100mの長距離伝送が可能なほか、コントロールコマンドの送受信を行うことにより、マイクプリアンプのゲインやエフェクトの遠隔操作ができます。なお、こうした操作はネットワークに参加しているコンピュータやタブレット、スマートフォンから行うことができます。
また、ネットワーク内のAVBインターフェイスとコンピュータをThunderboltで接続することによって、最大256チャンネル(128入力 + 128出力)のCore Audioインターフェイスとして動作させることが可能ですので、メインレコーディングシステムとして、もしくはバックアップシステムとして稼働させることができます。
MOTU AVBインターフェイスは、AVIDのような他社製品と接続が可能でしょうか。
現在検証中です。詳細はAVB互換情報としてMOTUホームページに掲載させて頂く予定です。
AVB Switchは、AVBインターフェイスを拡張する場合には必ず必要なのでしょうか。
必ずしも必要ではありません。1台のAVBインターフェイスを拡張する場合、1台目と2台目をEthnernetポートで1対1で接続することで拡張することができます。そしてCAT6ケーブルなら約100mまで延長することができます。
しかしながらAVB Switchを使用した場合は、3台以上を1つのコンピュータのオーディオI/Oとして使用できるほか、AVB Switchをリピーターとして使用することで100m以上の延長も可能です。
内蔵のDSPエフェクトが使えるのはモニターに対してでしょうか、それとも入力に対してでしょうか。
両方にお使い頂けます。これにより例えばライブでモニター回線にEQとダイナミクス、リバーブを使いつつ、DAWへエフェクトを掛けないドライな音を送るといったこともできます。
MOTUインターフェースのドライバー・インストール用に製品にCD/DVDが同梱されていますか?
対象製品: 全製品
現在、MOTU製品にはCDやDVDは同梱されていません。アップデートは頻繁に行なれる可能性があり、お客様の手元に届く時にはバージョンが古くなっている場合があります。また現在市販されている多くのコンピューターはCD/DVDドライブを搭載していません。
全てのMOTU製品のドライバーはmotu.comページから常に最新のソフトウェアがダウンロード&インストール可能です。ユーザーの方は常に最新のソフトウェアを手に入れることが確約されています。
もしダウンロードが失敗した場合、違うWebブラウザーを試したり、違うインターネット環境でもう一度トライしてみてください。