HOLLYWOOD FANTASY STRINGS

火を噴くドラゴン。王国間の壮大な戦い。千年の闇をもたらす古代の魔法...。Hollywood Fantasy Orchestraは、どんなシーンであっても、それをすぐに実現できるように、必要なものをすべて備えています。オーケストラにリアルなエッジを与えるために古代、あるいは各国伝統の民族弦楽器の弦を補い、作曲家の想像力を超える幻想を実現します。

ノルウェーを象徴するハダンガーフィドルは、バイオリンに似ていますが、胴体の構造と二重弦によって、より生き生きとした輝きを放ち、まるで2人のバイオリニストが同時に演奏しているように聞こえることもあります。現代音楽では、『ロード・オブ・ザ・リング』のハワード・ショアによるローハンのテーマや、『ゴッド・オブ・ウォー』のベア・マクレリーによる伝統的な弦楽器のアレンジが、最も素晴らしい使い方です。華やかで叙情的なメロディーを奏でるときはもちろん、ヴァイキングらしさを出したいときはヴァイオリンに置き換えてみるのもいいでしょう。

バロック時代の弓を使った弦楽器で、時代を象徴するヴィオラ・ダ・ガンバの生き生きとした質感と音色に触れたことがある方も多いのではないでしょうか？チェロに似た形状と音色を持つこの豊かな楽器は、現代の弦楽アンサンブルの祖先と言えるでしょう。ヴィオラ・ダ・ガンバは、映画「Tous les Matins du Monde」で、旅するヴィオラの名手が登場し、オースティン・ウィントリーの「The Pathless」のサウンドトラックなどにも登場するようになるまで、比較的馴染みが薄い楽器であったかもしれません。チェロの代わりに、特にバロック時代ような雰囲気を出したいときには是非取り入れてみてください！

低音弦楽器は高域を奏でるパートナーなしでは成立しないため、バイオリンとビオラもミックスしています。他の弦楽器と完璧に調和し、レイヤーや複雑な制作技術を必要とせず、楽曲が輝くようなパワフルなバッキングを提供します。

Hollywood Fantasy Stringsのコレクションの中で最もユニークな楽器であるハーディガーディは、フェルトでコーティングされた複数の弦に木の車輪を引きずるクランクで演奏し、メロディーを伴奏にした太くて重厚なドローンを奏でます。『ウィッチャー』『フリンジ』『コンジャリング（邦題：死霊館）』など、多くのゲームや映画、番組で使用されていますが、中でも『ブラック・セイルズ』の劇版において、そのギザギザとした質で、作品のメロウさを調和し、どんなテイストの楽曲においても民族的な特徴を取り込むのに完璧な方法として注目を集めています。