Digital Perfomer Tips【チャンク / セットリスト 機能】




Digital Performer及び、Performer Liteには、1プロジェクト内にメモリーが許す限り、いくつでもシーケンスを作成することができる、「チャンク」機能(Performer Liteでは「セットリスト」と呼ばれます)が搭載されています。 この機能を使うことで、複数の曲のバリエーションを1プロジェクト内で作成したり、ライブショーのためのマルチトラックのソングファイルを1プロジェクト内に好きなだけ作成し、自由に切り替えて作業することができます。 他のDAWソフトウェアには無い、DP独自の強力なクリエイティブ・ツールです。

チャンク / セットリストの使い方



1.チャンク、セットリストのウィンドウを開くには、DPではプロジェクトメニュー内の「チャンク」を、Performer Liteでは、画面右上のセットリストボタンをクリックします。 「shiftキー + C」のショートコマンドでもウィンドウを開くことができますので覚えておきましょう。

Digital Performer


Performer Lite


2.新しいシーケンスを作成するには、チャンクウィンドウの空いている箇所を右クリックし、「新規シーケンス」をクリックします。



3.新しいシーケンスが作成されました。 新規プロジェクトを作成した時と同じように空のシーケンスが表示されます。通常と同じようにシーケンス上で制作を行ってください。 シーケンス名は、option / altキー + クリックで変更することができます。

1つのプロジェクトに異なる内容のシーケンスをいくつも作ることができ、1クリックで切り替えることができる。


下記のチャンクウィンドウ内のボタンを使ってシーケンスの移動、切り替えを行います。

再生ボタン
クリックしてシーケンスを切り替えることができます。

チャンクアイコン
アイコンを上下にドラッグしてチャンクウィンドウ内のシーケンスの順番を変更します。

カラー
各シーケンスを判別しやすくするために、カラーパレットから好きな色を選択することができます。

前のチャンク /次のチャンク
再生するシーケンスをチャンクリストの前後から選択します。音楽プレイヤーのスキップボタンと同じような働きをします。

チャンクキュー / チャンクチェイン
チャンクキューは、シーケンスの最後まで再生してシーケンスが止まると、自動で次のシーケンスに切り替わり、待機します。 チャンクチェインは、シーケンスの最後まで再生してシーケンスが止まると、自動で次のシーケンスに切り替わり、再生を開始します。


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