DP11の最新バージョンである「DP11.04」がリリースされました。今回のアップデートではいくつかの機能強化及び、不具合の修正が行われております。DP11ユーザーは下記のページより無償にてアップデーターをダウンロードすることができます。
バージョン11.04で導入された機能強化
- ファイルの開閉速度を最適化しました。
- チャンクペーストの速度を最適化しました。
- チャンクが複製された場合、オートレコード及びメモリーサイクルメニューで保存したバーのタイムも複製されるようになりました。
- あるチャンクで保存されたオートレコード及びメモリーサイクルのタイムは、別のチャンクやグローバルリストで保存されたタイムと同じ名前を持つことができます。
- 保存されたタイムのダイアログが正しい場所に表示されるようになりました。
不具合の修正
- プラグインの表示/非表示のメッセージに対応するようにEUCON を更新しました。 これにより、インサートを開いたり閉じたりする際に、EUCON サーフェイス上でプラグインの表示/非表示のUI動作が一貫していなかったバグが修正されました。
- Auralizerプラグイン(パンナープラグイン)のクラッシュの原因となっていたIntelのバグを修正しました。
- N-Channel Delayプラグインのチャンネル毎のディレイUIを修正しました。
- オンラインバウンス時の問題を修正しました。
- オフラインのバウンストゥディスクをキャンセルすると、トランスポートが再生されてしまう不具合を修正しました。
- オートレコード及びメモリーサイクルのタイムを保存したチャンクを削除した後に発生するクラッシュを修正しました。
- スプラインツールで、開始点を基準として特定の方向に移動すると、正しく再描画されない不具合を修正しました。
- デフォルトではないアーティキュレーション・スロットにシンボルを手動で割り当てた場合、MusicXML に “XML_SPACE_ENCODE”で書き出されるバグを修正しました。
- 最長音符の計算にMIDIチャンネル1だけが使用され、異なるチャンネルの音符を選択する問題が発生していたバグを修正しました。
- MIDI録音時に発生する可能性があったクラッシュの問題を修正しました。
- シーケンス画面でクリップを選択する際に発生するクラッシュを修正しました。